株式会社電通グループの社内組織である電通総研(所在地:東京都港区、所長:谷 尚樹)は、2021年8月31日~9月2日に日本在住の18~70歳の男性3,000人を対象に「男らしさに関する意識調査」を実施しました。本調査は、ジェンダー平等の実現に向けて男性を対象に世界各地で活動を行うNGOのPROMUNDO(プロムンド)が2016年に実施した「The Man Box(マン・ボックス)」調査※1を、日本でも実施したものです。日本調査は、プロムンドが実施した調査と同一の質問票を日本語訳したものに加え、日本独自の質問を追加した、約30問で構成しました。
※1:Heilman, B., Barker, G., and Harrison, A. (2017). The Man Box: A Study on Being a Young Man in the US, UK, and Mexico. Washington, DC and London: Promundo-US and Unilever.(https://promundoglobal.org/resources/man-box-study-young-man-us-uk-mexico/) ※2: プロムンドでは、世界で共通して見られる代表的な男らしさの規範を、7つのテーマ(タフな振る舞い、固定的な性役割、攻撃性と支配など)と17のルールに分類。個々のルールにどの程度共感し、内面化しているかを測定して、スコア化する手法を開発した。本調査でも同じ尺度を用い、「マン・ボックスの中/外にいる」男性を分類している。